論文
つまり論文をいっぱい読めばいいんだ。
画像工学に限らず、なにから読んでいいかがわからない迷える後輩へ。
まず、興味の持てる論文を探そう。
OpenCVを使って研究する人ならば、Computer Vision関連の論文を読みたいだろうから、SIGGRAPH、CVPR、ICCV、ECCVあたりで探してみよう。
リンク集 http://www.cvpapers.com/他の探し方はリアル先輩やリアル先生にきこう。ネットゴリラに頼るな。
もちろん興味がもてる内容かは、読まないとわからない。
でも1つめは結果の画像や動画で決めていいじゃないかな。人生は長いぜ、たぶん。
おもしろそう、と思えるだけで十分。
長さとしては10ページ程度がいいよ。
長すぎるとアレだし、短すぎると読みおわってもよくわかんねってことになりかねん。
読む
読み方は人それぞれだし、論文の書き方もそれぞれだ(これはどうかと思う)。
でもとにかく、ちゃんと読む。
これは下に記述するが論文には嫌らしい仕組みがあって、
全く知らない分野の論文は理解するのが難しいようになっている(これは仕方ない)。
必要ならばリファレンスも読みつつ、泣きながらでも読み切る(なにも泣くことはない)。
どこまで理解すればいいかの一つの基準としては、
論文の内容を実装できるか?
だと思う。
本当に実装するには人生は短すぎる。
つなぐ
次は同じ目的や手法の論文を読んでもいいし、
参考文献を読んでもいいし、
読んだ論文を参考文献として挙げている論文を読んでもいい。
こういう関連する論文を読んでみると気づくと思う。
進研ゼミさながら、1つめの論文で読んだ内容なら、完ぺきにわかっちゃう☆
君はその論文の著者に対して「なにこいつ当たり前のこと書いてるのバカめが」と思うだろう。
だから新しい部分だけ理解すればよい。
これは1つめの論文を読むのに比べるとはるかに楽だ。
なぜなら論文が「穴埋め問題」のようになるからだ!!
流す
そうして2つめの論文を読み終わったら、
同じ要領で次の論文を探し、3つめ、4つめ……と移っていく。
きっと5つめくらいになると、自分にとって新しい内容がただの1つもないようなものに出会うだろう。
そうやって「流し読み」できる論文がどんどん増えていく。
読める枚数が増えていくね。よかったね。
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